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水槽本体と、それに使うオーバーフロウ管は既にそろっていましたので、
下の濾過槽部分を何で作るかと考えたあげく何時も行きなれた
100円ショップでの調達を考え、下の写真の小物入れを
2個ずつ用意しました。

手元にあったパワーヘッドをメインポンプにすべく、そのケースに当ててみました。
マキシジェットMJ1000という毎時1000L排出する事のできるポンプですが
この構成には少し力が強すぎるようです。

この出力を一番上の水槽のオーバーフロウ管根元裏側までもって行かなければ
いけないので、直ぐ上の小箱と配管を接続しなければなりません。
考えた末写真のようなホースと塩ビ製接続ジョイントでリレーする事にしました。

下の濾過槽内の循環ポンプは、単に底へキスゴムで固定してあるだけです。
又このスペースにはヒーターも入れました。23℃自動固定の50Wオートヒータです。
後にこれでは役不足という事が解り、やはり手持ちの温度コントローラー付きの
200Wヒーターを上の濾過槽に付け加える事となります。このように大きな熱量の
物は必要ないのですが、新に買うのも面倒でそのまま使いました。
大きすぎて不具合は無いと思います。



ポンプとヒーターの上にカセット式の濾材入れをセットします。
もちろん100円ショップの製品です。

循環ポンプと、上のケースをつなぐ塩ビ製配管が見えています。

濾材カートリッジにはこのような加工がしてあります。

中の濾材はパワーハウスのハードタイプSサイズ約0.6Lとキュービックスポンジ
濾材を詰め込みました。1L入りの濾材を購入したので、残りは
テトラ製の密閉式外部濾過槽の濾材と入れ替えました。

メインポンプとヒーターの配線コードを引き出して、

蓋を閉めた所です。上に乗るケースのすわりを良くするため
ゴムシートをプラスチックネジ止めしました。

これは上ケースの循環ポンプ配管用のソケットで、

上下を接続した状態です。

次の作業は上ケース内で、左に見える太い配管は
水槽内に取り付くオーバーフロウ管受けです。
初期状態の太い方だけでは排水量が間に合わず
排水用の細い管を後から追加しました。

上ケースの蓋をした隅にオーバーフロウ管が顔を出しています。

中央の水槽内給水管を立てたところです。

配水管も合わせて取り付けてみました。



ここまでの状態で実際に水を回したところです。配水管の下の方に
泡が見えますが、排水が追いついていません。
後に追加した配水管のお陰でこの泡も消える事となります。





今回使用したケースはポリプロピレン製なのでほとんど接着が効きません。
各部の配管とケースの隙間は塩ビ接続管のオスメスネジで締め付けたうえ
このバスボンドを塗りたくってあります。完全な接着は出来ませんが、
水漏れはほとんどなくなりました。

右に見えるアクリルケースが水槽になる部分で、オーバーフロウ管受けが
既に接着されています。アクリルと塩ビの接着はそれぞれ専用の接着剤を
半々に混ぜて使っても良いのですが、今回はエポキシ系接着剤で固めました。
左に見える木製のまな板のような物は水槽台でその上に乗っているのが
水槽蓋で、アクリル板から作りましたが後に熱によるそりを軽減するため
塩ビ製5mm厚板に置き換えてあります。

ここまでで基本構成が整ったので、木製の台を作りその中に濾過槽を収めました。
この海水総容量がわずか10Lそこそこの水槽なので夏場の水温を考え
小さなベルチェ式クーラーを取り付けることとし、その循環ポンプとして
密閉式外部濾過槽を使用しました。どちらもテトラ製のコンパクトな物です。

手前に見える照明器具は手持ちの中から準備し、LED内臓の球を付けてあり、
その内の2灯が白色光他の1灯がブルー球です。


ひ弱なクーラーの為に小さな扇風機も壁に取り付けました。

配水管の流量が足りなかったので、それを追加しました。
つまり2本の配水管からウールマットの上に排水します。

上ケースの蓋の上は配管がごちゃごちゃになってしまいました。
左からオーバーフロウ管受け、嫌気濾過槽戻り配管、嫌気濾過槽へ向かう
配管、クーラーからの戻り配管、一番右がクーラーへの配管です。

少しでも日常のメンテナンスを緩和するために嫌気濾過槽をつけることにしました。
U字型の左の部分には大きめの珊瑚砂が詰めてあり、好気バクテリアにより酸素を
消費させ右には嫌気バクテリアの餌となるデニリングが詰めてあります。
どちらも天井には詰め替え用のねじり蓋が備えてあります。

設備の裏側はこんなふうになってしまい、本来は木製筐体の中だけで
機能を収めるつもりでしたが、クーラー等を追加したのでそれをあっさりあきらめて
しまいました。木製筐体の周りにはプラスチックカバーで被います。
色は黒がよいでしょうか。

照明も灯り、だんだんそれらしくなってきました。
実はここに書いていない裏話が沢山あるのですが、何事もすんなりとは
いってくれませんでした。

■ 2008年3月28日濾過槽交換計画スタート

やっと安定して海水がま回るようになったのですが、毎日運用していると
細かい所でいろいろ要求が出てきました。
まず第一は一旦電源を落として再立ち上げの時、濾過槽の容積が小さすぎるため
規定の水量が残らず、ポンプが空気を吸い込んでしまい水槽内が
泡だらけになってしまう事でした。こらは単に濾過槽の容積を
増せば解決します。今回の濾過槽は仮に満水として17L入りとなりますので、
ポンプや濾材の容積を除いても12,3Lくらいは確保できそうです。
次にクーラーへ行く水流の為に小さなポンプを使っていたので
これを循環ポンプと一体化することを考えました。
又裏側の配管をもう少し整理したかったので思い切って
新しい濾過槽の製作を決意しました。

改良型第二段目はもう少しスマートにまとめたかったので
5mm厚の塩ビ板を加工することにしました。メモ程度に手書きの図面を作り
材料寸法を割り出しホームセンターで規定のサイズに切断してもらいました。
後は接着で組むだけです。

塩ビ板の接着は水漏れを警戒し念入りに行い隅補強三角棒も
接着しました。板厚があるので強度的にはかなり安定しています。
水槽部分は既存の物をそのまま使う事にしました。
■ 2008年3月30日の製作状態です。
濾過槽本体と物理濾過部分、生物濾過部分が出来上がりました。
どうせ中に隠れてしまう部分なので仕上げはかなり荒くなっていますが
機能だけはしっかり抑えたつもりです。

基本的な大きさは前回のものとほぼ同じです。
機能面では、メンテナンス作業をやりやすくするための改善と
サンプ内のプロテインスキマーの設置スペースを
設けた事、ポンプを1台にまとめた事、水流の微調整を出来るようにした事
等です。

上にある物理濾過槽部分は、このように上に引き出せるようになっていて
その中にはウールマットが詰め込まれます。

物理濾過部分をはずして横に置き、
生物濾過部分を上に抜き取りました。
一番下に循環ポンプとヒーターが入ります。
2008年3月31日の記録です。
2日かけて配管用のコックを取り付けました。
未だ何がなんだかわからないと思いますが、
近日中に「設備と構成」に図を描いて詳細を説明します。

とりあえず、一番下のコックがポンプからの出力、この先
補助用外部密閉濾過槽経由でクーラーに向かいます。
真ん中のコックはオーバーフロウ管内の給水パイプに接続しており
クラーからの戻り水を接続します。
一番上のコックは給水管の水圧を調整するための物で
真ん中のコックを閉じ、一番上のコックを解放にすると
水槽とは無関係に濾過槽内だけで水が循環するようになります。
この機能は90cm水槽に設置して大変便利をしており、例えば
水温や比重の違う海水を濾過槽に入れたり、PHバッファーファー剤等の
添加剤を加える時、水槽へ行く前に濾過槽内で事前に
確実に拡販する事ができるのです。

これが今回製作した濾過槽の全容で、一番上に
現在使用している小さな水槽が乗る事になります。


この写真は濾過槽を背面から見たところで、上面の丸い穴の開いた
カバー上に水槽が乗り、手前の小さな蓋はメンテナンス用と海水を補充したり
排水したりする時に使用します。なるべく水槽に影響を与えないように
水換えや添加剤滴かを行うための物です。



メンテナンス用の蓋を取り外したところです。

手前の水槽を乗せている蓋はオーバーフロウ管受けと一体になっており
下にある濾材をメンテナンスする時にこれを取り除きます。



濾材ケースも取り外すことができます。
2008年4月2日この新しく作った濾過槽に海水が入り、
既存の水槽も移動しました。心配していた各水路の
水圧も予定どおりで、今回のプロジェクトの山場を
越す事ができました。濾過槽切り替えに際し水槽内の
生体も皆持ちこたえてくれました。

濾過槽にはウールマットと濾材を入れました。

一番下が循環ポンプとヒーターの設置場所です。

奥に見えるU字型の配管が嫌気濾過槽で、以前から使っている物を流用しました。
密閉濾過槽の水圧が規定より少し多いようなので、一番上のコックを少し開き
水の逃げ場を作りました。
2008年4月4日、耐圧が足りない既成の密閉外部濾過槽を自家製の物に交換しました。
このフィルターは主にクーラーに行く海水を綺麗にするための物なので
今回のものはウールマットによる純粋の物理濾過槽としました。


これが今回作った自家製の物です。例の水道排水用塩ビ管を
駆使して作りました。
本体はVP75とVP100の変換継ぎ手で、
それにねじり蓋とエンドキャップを接着してあります。
かなり肉厚のしっかりした物なのでまず圧力による水漏れの心配はありません。

下側のねじり蓋を開けて中のウールマットを交換します。

蓋を開けるとこんな感じになっています。
手前まで来ている管がIN側です。

出来上がったものを早々取り付けてしまいました。水漏れの心配もまったく無く
一件落着です。この飼い主は設備の事ばかし考えて、生態の
事情はまったく無視しているのでしょうか。
もしかすると本末転倒かもしれません。
2008年4月8日、循環ポンプのパワーアップを試みました。
RIO2500、消費電力31W、最大流出量48L/m、最大揚程230cm、
(いずれも50Hz仕様の値)

既に出来上がっている濾過槽ポンプスペースの制限で
ポンプを横に寝かせる事にしました。
従って取り付け台座を加工せねばなりません。

手元にあったRIO1100の台座を流用しL字型ホルダーを作りました。
この台座の樹脂材質はわかりませんがアクリル用接着剤で組み立てる事ができました。

これでポンプ高さを10cm以内に収める事ができます。
循環ポンプ交換も無事に終わり、又平常に戻りました。
しかし、このシステムでこのような大きなポンプを使うのは
いかにも効率が悪そうです。


循環ポンプの高さもこのスペースに無事に納まりました。

この小さな海の一欠けらの珊瑚の餌にと、ブラインシュリンプ
孵化装置を作りました。